お久しぶりです。

7月も半ばになりました。

いつもながら、しばらくぶりの更新です。
しばらく時間を頂いていたオーダーものもなんとか落ち着き、海の家にいます。

6月の終わり、2年間かけてトライしていた宝石学の試験が終わりました。
宝石「学」?と思われるかもしれませんね。
でも、宝石学=ジェモロジー、そういう「学問」があるのです。

自分の好きな石を、好きなように、好きな人のために作っているだけなら
「この石きれーい、おもしろーい」、でもよいのかもしれませんが、
仕事としてお客様に石をセットしたジュエリーをご提案するには、そういうわけにはいきません。
石を仕入れるにも、デザインするにも、作るにも、ましてや個人で宝石を扱う上では意味のあるタイトルだと思うのです。
どこの馬の骨ともわからない怪しげなモノが、好きで集めてきた、個性的な石たちを勝手にご提案するのです。
なにか裏付けがないと不安でしょうがないでしょう?
ですから、
すこしでも安心していただくためにも、「宝石学」というものがあるなら、それを修めてからにしよう、と思いました。
「そう肩書きに騙されちゃいかんよ」、とも言えるのですけど、それでも何がしらの基準にはなるんじゃなかろうか、と。
それに、
子供の頃からの鉱物好き、石好きとしては、いつかはトライしたい世界だったのです。

プロフィール欄のGIA GGというのも、Graduate Gemologist の略で、米国宝石学会=GIAの宝石学ディプロマを修了しましたよ。という意味なのですが、
当初から目指していたのは、ジェモロジーというものを確立させた、英国宝石学協会のFGAのタイトルでした(すでに過去形かよおい弱気やな)。
しかしこれがまたとにかく、自力でついてこいや的スパルタ的つっけんどんで、座学に親しんだことのない肉体系彫刻女子の淡いマゾ心をズタズタに崩壊させてくれるには十分な難度だったのです。

そのために、テキストもカリキュラムもわかりやすく、内容も商業的な意味でとても実用的で、そしてなにより実習が充実していたGIAのGGプログラムを同時進行することにしました。
こちらは無理なく楽しくスムーズに修了することができました。

で、問題は本丸英国ですわ。こちらは良くも悪くも「学問」なのです。
ファンデーションという基礎課程は問題もなくクリアできたのですが、ディプロマ試験は、ファンデーションとのレベルのギャップが甚だしく、
(お猪口でお酒入れる方がオタフクで裏が般若になってるやつあるやないですか、表ニコニコで裏クワッとなるやつ、あんな感じ。)
心身ともに再起不能のダメージをうけるほどのいやらしい手強いものでした。

もっとも、これは勉強不足および頭脳の老化した私個人の言い訳がましい感想です。
事実、いままでにも見事クリアされている方々がおられるのですから。

「え?一年で受かろうと思ってるの?」
という先輩方のお言葉の意味が今になって身に沁みてわかりました。ありがとうございます。

どちらにしても、結果が出るのが2ヶ月後、なんらかのご報告をいたしますね〜。


というわけで、しばらくぶりの言い訳でした。




さぁ、作るよー。






海のアトリエにて。





残念ながら現在、GIAの宝石学教育プログラムを日本語で受講できるコースはないようですが、
絶賛準備中とのことなので、そのうち開講されるのでしょう。たぶん。






2016/10 追記:

 Gem-Aディプロマ試験に無事合格し、FGA(英国宝石学協会正会員)となりました。

来年は地学を一からやり直す年にしよう。





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