自然金 gold in quartz and nugget (金入り石英とナゲット)

今日は、石の話。

私の好きな石の一つに、
gold in quartz と呼ばれるものがあります。
石英の鉱脈の中に純度の高い金がはいっているもので、
「山金」の一種です。
日本で「老脈」ともよばれるものが近いかもしれません。


精錬したものではなく、天然に産する金を”自然金”と呼びます。
自然金には、砂金と山金があります。

砂金は、金鉱床が浸食されて砂粒状になった金が水に流されて
河床や海岸などの砂礫(されき)中に沈積したもので、
日本では北海道や、佐渡が有名ですね。

砂金の大きいものをnugget(ナゲット)といい、
オーストラリアでは1キロを超えるものも珍しくないそうです。


一方、山金とは、鉱山の鉱脈からとれる金いいます。
金の鉱脈は、たいてい、銀の含有量が高いので、黒い帯のようにみえます。
これを鉱山用語では「銀黒」というそうです。
堆積岩中の石英脈にはいっているもので純度の高い金が入っているものが
「老脈」といわれますが、通常は規模が小さく、あまりとれません。

砂金と山金が違うところは、銀の割合です。
山金は普通、1-2割の銀を含みますが、
砂金の銀は数パーセント台が標準だそうです。








DSC_7965.jpg
gold in quartzとnuggetすべてオーストラリア産


白い石英に純度の高い金が入り込み、きれいですね。
三角のものの、黒っぽくみえるところは、
銀の含有量の多い部分です。





DSC_7950.jpg

最近の金価格か高騰で、
これらの鉱物の価格も連動しているのでなかなか手が届かなくなりました。

さびしいかぎりです。(自分の財力が・・・)






<参考文献>
堀 秀道 著 「楽しい鉱物学」 草思社、1990年
堀 秀道 著 「楽しい鉱物図鑑」 草思社、1992年



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