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jewels and ornaments SINRAのジュエリー製作や宝石にまつわるあれこれです。

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飛天と楽師の平打風リング

なぜに月に一度になるのだろう・・・更新。気持ちは週イチペースなのに。




銀板を腐食させて透かしを入れ金でつないだ平打風リング。
あるご依頼主のための試作の一つとして作ったものです



DSC_8995.jpg
こっちは楽師

図柄のモチーフは、
法隆寺に掛けられていたという
金堂製灌頂幡の中で舞う飛天と、
薬師寺東塔水煙で雲のに乗って横笛を吹く楽師。

この飛天は、数年前、
東京国利値博物館で開催されていた
「法隆寺献納宝物 国宝 金銅灌頂幡 飛鳥の天人」
の中でも公開されておりました。その、アレを参考にしました。

あぁ、おそれおおい・・・。









DSC_8988.jpg
楽師の乗る雲と羽衣

しかし、こうゆうのをみたら、
ノコで透かしたくなるのは仕方ない。

飛天ひとりで舞うのはざびしかろうと、
薬師寺東塔の水煙に笛を吹く天人がおられるのですが、
それをモデルにした楽師と一緒にリングにおさまってもらいました。

たびたびおそれおおい・・・。






DSC_9116.jpg
意外とつけごごちもいいんですよ。透かしてあるから、蒸れないですし。なにより、たのしいでしょ。「手元の天界で奏でられる笛の音に飛天が舞ってる」んですから。

結局、このデザインはボツりましたが、
やりたかったことができたんで、ま、いっか。





近年発見され、法隆寺金堂西天蓋落書として有名な、
とても愛らしくのびやかな飛天がおられますが、
おそれおおいついでに、
これもモデルになっていただいて、
腐食して透かした銀板となって、今手元におられます。

飛鳥、奈良時代の天人・飛天好きという同好の士が、もしおられましたら、
またの機会にここで画像を公開いたします。




実物の法隆寺灌頂幡と金銅小幡は
東京国立博物館、法隆寺献納宝物館で常設展示されています。

この夏、会いにまいりまする。


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